私たちのまちづくり学校
まちづくりについて いっしょに考えてみませんか
憲法第25条は、国民誰もが人間らしく生きる権利を保障するとともに、国の責務を明確にしています。 ところが、「構造改革」の名のもとに、ワーキングプアと言われる「貧困」の拡大、地域医療の中心となるべき公立病院の危機や産科・小児科不足が問題となっています。 また、医療費の負担強化、後期高齢者医療制度の導入に対して異議をとなえる声が強くなってきています。 さらに、介護保険制度や障害者自立支援法など、一面的な「公平」や「自立」を住民に強制しています。 その一方、霞ヶ浦導水事業の取水口に係るアユ裁判など住民運動も展開されています。今回のまちづくり学校では、住民、研究者、議員、自治体職員などが一堂に会し、今、私たちに何が起きているのかを把握分析し、今後のまちづくりの方向性を明らかにします。
多くの皆様の参加をお待ちしています。お気軽にお出かけ下さい。
- 日 時 6月6日(土) 10時開校(9時15分 受付開始)
- 場 所 古河市中央公民館(古河市下大野2248)保育ルームあり
(古河市役所総和庁舎となり)
- 講 演
テーマ「セーフティネットはどうあるべきか」
-不況下で増大する貧困層―
講師;唐鎌直義氏 (専修大学経済学部教授)
参加費: 資料代 500円・ 昼食代 700円
主 催 第20回わたしたちのまちづくり学校実行委員会
- スケジュール
時 間 | 内 容 | 摘 要 |
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09:15 | 受付開始 | - |
10:00 | 開校式実行委員長あいさつ 学校長あいさつ 来賓あいさつ | 青木 保 (古河市職員労働組合執行委員長) 田中 重博 (茨城県自治体問題研究所理事長) |
10:20 | 基調提起 『本県の情勢と私たちの課題』 | 飯島 紀幸 (茨城自治労連自治研部長) |
10:45 | 記念講演『セーフティネットはどうあるべきか』 ―不況下で増大する貧困層― | 唐鎌直義 先生 (専修大学経済学部教授) |
12:15 | 昼食・休憩 | - |
13:15 | 分 科 会 | - |
16:00 | 閉 校 | 分科会が終了次第、解散となります。 |
- 分科会の内容
分科会 | テーマ | 助 言 者 ・ 講 師 |
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① 介護保険 | 介護現場の厳しい状況と制度見直しの行方 | 土屋和子(茨城大学) 宮田哲雄(計画自治研) |
② セーフティネット | 急増するワーキングプアとセーフティネットの現状はどうなっているか | 唐鎌直義(専修大学) 井坂隆史(石岡市職) |
③ 自治体アウトソーシング | 公立の保育所や病院はどう変わりつつあるか | 田中重博(茨城大学) 川崎奈々江(坂東市) |
④ 男女共同参画 | 男女参画の現状はどうなっているか | 渋谷敦司(茨城大学) |
⑤ 平和と安全 | 自衛隊海外派遣と日本の平和を考える ―百里空港との関連はー | 田村武夫(茨城大学) 山口由夫(県平和委員会) |
⑥ 地域振興 | 衰退する地方都市 ー地域活性化に何が有効か- | 帯刀 治(茨城大学) |
* アンケートに、参加されてのご感想・ご意見をお寄せ下さい。